気まぐれブログ(日記・技術記事・研究のことなど)

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5000円のワインと100万円のワインの味の違いがわかる方が人生が豊かになるのか?

新年あけましておめでとうございます.
2019年もよろしくお願いします.




さて, 皆さんは年始をどのようにお過ごしでしょうか?友達と初詣に行ったり, おせちを食べながら家族団らんで過ごしたりする人もいることでしょう. 私は母方の祖父母の家で蟹鍋を食べるのが元旦の恒例行事となっています.


元旦といえば, 正月特番を見る方も多いと思います. 私はとりわけ好きな正月番組があります. それは「芸能人格付けチェック」という番組です.
どんな番組かと言いますと, 2種類(ないしは3種類)のワイン, 楽器, 盆栽, 牛肉などについて, 一方はとても高級で, 他方は庶民的なものであるものが出され, 出演者は高級なものを当てることができればランクを維持することができ, 間違えてしまうとランクが下がってしまうというものです.



毎年GACKTさんは一流芸能人をキープすることができてて, すげえな〜って思ったり, はたまた大御所の役者さんたちが画面から消えてしまうと, 「こんな大物芸能人でも一流を見極めることは難しいんだなあ」と思ったりもします.

そこで1つ気になることがあります.

「一流のものを見極められる方が人生は豊かになるのか?」


一流と二流は紙一重

この間, 少し高級なお店に行って, 一流の牛肉を食べてきました. とても柔らかく, 口の中でとろけるような感覚があり, 普段食べる牛肉とは全く違うように感じました. 「あっこれが一流の味なのか」と, 少し感激をしました.



今年の芸能人格付けチェックでは, 「超高級の牛肉」と「スーパーの牛肉(100g620円)」を見極める問題が出題されました. 一般の方からしたら「こんなの簡単に見極めるだろw」って思うかと思います. 僕もそう思ってました.



でも, 約半数の方が高級な牛肉を見極めることができませんでした. これは何故なのでしょうか?


1つの原因としてあげられるのは, 私たちが高級食材を目にすると「美味しいに違いない」, 「普通の食材とは何かが違うはず」といったようなある種のバイアスが脳に働くことです. これは高級なものに関する固定観念から生じる「思考停止」といってもいいかも知れません. したがって, その固定観念が生じない場面では普通の人間は「一流と二流」を見極めることが困難になると思うのです.

その他にも色々な原因があると思うのですが, そもそも私は「一流と二流は紙一重」なのではないかと思っています. 牛肉でいうと, ほんの少しの舌触り感の違いや, 脂の香りの違いが「一流と二流」を分けると思うのです.
しかし, その紙一重の差は「小さいようで大きい差」であると考えています. 紙一重の差を生み出すのには, 多大なる努力や投資が必要になってくると思うのです.

紙一重の違いを分かる方が得するのか?

まずは, 一流と二流の紙一重の差を「分からない」ことによるメリットをあげてみたいと思います. 例えば, あなたは夕食の準備をしているとします. そこでいつもとは違う高級の白米を炊いて家族に提供したとします. 家族からあまり反応が得られない, つまり一流と二流の紙一重のさを感じることができなければ, 普段使っている白米をこれから出し続けた方がコスパはよくなりますよね. 逆に, 家族から「普段とは全然違ってとても美味しい」という反応が得られた場合, 次の日に普段食べている白米を提供したら, あまり美味しさを感じれなくなるかもしれません. 次の日からも高級白米を提供することになり, 出費が多くなるかも知れません. このように一流と二流の紙一重の差を「分からない」ことによって, ある種の「生きづらさ」を感じなくて済むようになると思います.

続いて, 一流と二流の紙一重の差を「分かる」ことによるメリットをあげてみたいと思います. 紙一重の差を見極めるには, その差がなんであるのかを考え抜く必要があると思うのです. 高級であるがゆえに生じる固定観念を捨てて, 単純にモノとしての比較を通じて「紙一重の差の違い」を認識する必要があります. これは普段から脳をフル回転させていないとできないことだと思います(少なくとも今の僕にはできそうもありません).
おそらく紙一重の差を認識できる人は, 普段から色々な視点から物事を考えていて, 細かな違いにも敏感に気づける「頭の良い人」だと思うのです.

結論

ぶっちゃけ, 一流と二流の紙一重の差を感じ取ることができなくても, 人間的価値は下がりませんし, 生きていくにも支障はないと思っています.


ですが, 私は一流と二流の差を感じ取れる人間でありたいと思っています.

普段から色々な視点で物事を考え, 固定観念に囚われず, 些細な違いを認識できるようになれば, 幅広い視野を手に入れることができ, 人生が豊かになるかもしれません.